はい、僕はもう15年くらい前からメディア運営の仕事をしています。雑誌でいうと編集長みたいなものなのでなんでもやってます。やってないことといえば人事や会計、採用など大きなくくりでいうマネジメントですね。

そうですね・・・。僕は大学を中退してから一度も就職せずに来たためか、自分が夢中になれることには偏りが大きいというか。色んな試行錯誤をしてきた結果、今のような編集長スタイルに落ち着きました。やりたいことを自由にやれて、それ以外のところはメンバーがとても自律的に動いてくれるので今までで一番ノーストレスにやれてますね（笑）

はい、みんチョイスの大元である「みん評」では、個別商品・サービスの口コミ・評判を掲載していまして、すでに興味のある商品・サービスがあって、購入するかしないかを最終決定する直前のユーザーさんが口コミを見に来ます。

一方、商品自体を絞り込めていない方へ、そのジャンルの中から商品・サービスを選びたいユーザーに向けたサイトがみんチョイスです。そのジャンルの商品・サービスをどのように選べば良いのかが分かるように、選び方やおすすめ商品の比較を口コミという視点で解説しています。

口コミを調査した上で、ユーザーさんが気づいていなかった課題についても取り上げ、実情を企業さんに実際に問い合わせ、後悔のない商品選択をしていただけることを目指しています。僕も実際に商品やサービスを購入しようとGoogleやTwitterで検索してみても実情がわからないことも少なくありません。どれが本当なのか分からないと困ってしまいますよね。そんなユーザーさんに対して編集部がよく調べた内容を伝えるのがみんチョイスです。

みんチョイスでは、リテラシーの高いユーザーさんが訪問してくださっているなとよく感じます。訪問する前の時点ですでにじっくり調べて来られてますね。

すでに前知識のあるユーザーさんたちに当たり前の内容を書いても、あまり反応が良くないんです。
つまり、中途半端な記事だと満足してもらえないんですね。

みんチョイスでは生の口コミと、編集部が調べた内容を元に記事を作成しています。
もちろん、その中には企業さんにとって都合の悪い内容も含まれますが、ユーザーさんにしっかりと実情を理解していただいたうえで購入していただくことで、両者にとってハッピーな商品購入になると思っています。
ユーザーさんにとってはデメリットも理解したうえで購入しているのでハッピー、企業さんにとっては満足いただけてリピーターになっていただけるのでハッピーです。

商品・サービスの一つ一つの会社の違いがあまり分からないことが多いので、そこをハイライトしてあげることがみんチョイスの一つの役割だと思っています。
「この会社はどんな人におすすめなのか？」「どんな特徴を持っているのか？」という内容を、前述のよく調べることをベースにお伝えしていきたいです。

例えば、「安くて、旨くて、接客も良い」という条件を全て満たす飲食店さんは、ほとんど存在しないと思います。「接客は良いけれど高い」や「安いけれど接客はそれなり」で当たり前ですよね。
その事実を、お店に行ってから理解するのか、行く前に理解するのかでは、満足度は変わってきます。
「ここは接客を重視しているので、高くて当たり前」「安さを追求してるので接客は求めない」など、一つ一つの企業の特徴をハイライトすることが、まず最初にやりたいゴールです。

そして、社会問題についてもユーザーさんが商品を選ぶときの基準になり得ると思っています。
社会問題に取り組んでいるからその商品を選ぶわけではないですが、たとえば、真面目ないい人が運営していることはわかります。不祥事が多い世の中だからこそ、その信用は1つの商品選択の基準になると思っています。
ソーシャルグッドリンクさんと連携して、僕たちも社会を良くする商品を取り上げていきたいですね。

はい、ぜひよろしくお願いします！社会問題については知らないことのほうが多いので、ぜひ教えてください。

これまでアフィリエイトで花形と言われてきた医療脱毛、カードローン、クレジットカードなどとは遠い世界で、社会を良くするアフィリエイトというのは「新しい」というのが第一印象です。
最初はその目新しさからのお試しのつもりで取り組んだのですが、調べていくうちに社会を良くする企業さんを応援するという要素が記事内にあるのが面白いと思い、力を入れるようになりました。

JOGGOさんです。カスタマイズできる革財布というコンセプトが面白く、またそれがバングラデシュの貧しい人たちの支援につながっているというのが素敵だなと思いました。
知れば知るほど好きになるというのはこれまでの商品にない新しい感覚になっています。

これから他の企業さんも掲載していきたいと思っています。よろしくお願いします！

ぶっちゃけ利益の上がりづらい仕事だと思いますが、ぜひ拡大してほしいと思っています。
寿倉さんやスタッフさんにはアフィリエイト業界にたくさんの仲間がいると思うので、小さくまとまらずにどんどん応援を拡げていくことを期待しています。

実は僕、あまり社会貢献というタイプではないんですが、身近なところからみんなが小さな社会貢献をする社会になれば良いなと思っています。

たとえば、「川に流れても害がない洗剤」を妻が愛用しています。
「象が幸せに暮らせているとしたら、きれいな環境が育まれているはず。川に流れても害がない洗剤。」というコンセプトで作られた洗剤です。
個人的に、川が汚いのが嫌なんですよね。川をきれいにするための活動をしている人を尊敬しています。
ただ、「社会貢献がしたいから、この洗剤を使用している」というわけではなく、もちろん洗剤として満足して使っていて、川を汚さないための一助になっているのであれば良いよね、というスタンスです。

自分のお気に入りの製品が何か社会のために繋がっていて、良いことがもたらされるんだったら、少し豊かな気持ちになりますよね。あらゆる商品はもうスペック的には充分になりつつあります。これからはスペック以外の付加価値として「心」が大事なんじゃないかと思っています。